AIR


 言わずも知れたKeyの大出世作。この世界に一歩でも足を踏み入れたことのある人は誰でも知っている(いいすぎ?)この作品によりKeyというメーカーは不動のものになったわけですが、まぁ、ほとんどKANONとこれ何ですけどね。(だからすごいのか)
 まあ、ゲームとしてはヴィジュアルノベル形式のものです。やるとわかりますがなきます。たかが、と思いの皆さんなきますよ。大体の人が泣いているはずです。ちなみに俺も結構泣いたのでは(もともと涙腺は弱いほうなんですが…)
 この作品はToHeartとを進められた友人に同じ時に進められたものの一本です。まあ、ToHeartほど知らなかったので抵抗なく(?)やりました。がこの作品はやられましたよ。
 ちなみに話というのは、田舎町で法術が使える(といっても人形動かすだけ)主人公が三人のヒロインと出会う物語。ヒロインは何らかの形で「空」に対する思いを抱いていて、さらに主人公も「空」にまつわる「何か」を探すたびを続けている、というすべてにおいて「空」という共通項を持つ。という感じでちょっと言葉借りましたが そんなお話です。ちょいとねたばれになりますが、作品はdream、summer、airの三部に分かれています。もちろん初めはdreamの項目しかありません。三人のヒロインの「空」への思い出を知るわけです。そしてsummerへ。これ以上はNGかな?
 しかし、さっきやられたといいましたが、実はクリアするのにかなり時間がかかってます。なんと言うのかかなり吹っ切れない部分と先に進めない部分があって、かなりdreamで時間食いましたね。しかし、ここは納得いかない部分なんですが、summerからは本当に読み物です。長い長編ですね。選択肢もへったくれもないです。(一応あるんですけどね) その読み物が一応dreamのなぞを解決してくれているはずです。
 まあ、でもその読み物の内容が内容なんで許しちゃいますけどね。次に次に行けばいくほどハンカチ必須の涙涙です。最後の観鈴(ヒロインの大本命)の言葉はもうなんと言うか…言い尽くせませんね。(ちなみに私は美凪派です。)
 こんなの言ったって伝わらないんでどうぞやってください。多分やれば2,3日でクリアできると思いますから。なんと言うかギャルゲーも捨てたもんじゃないなと思いますよ。(言いすぎであろうか)何というか単なる恋愛ヴィジュアルノベルではないので、ほんとに面白いと思いますよ。
 では、この辺で次のお話まで…
 P.SこのソフトはBGMを必ずつけてやるもんだそうです。

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