水滴のことじゃないですよ。と、基本的なぼけは置いておいて、Leafのヴィジュアルノベルの記念すべき第一弾です。前に痕について書いたこと
があると思いますが、かなりおどろおどろしい雰囲気の作品ですね。夏場にはちょうど良いかもしれませんね。
話しとしてはいきなり非現実な考えを展開している主人公の授業から始まります。そしていきなり女子生徒(太田加奈子)が気が狂いだし病院に
運ばれます。物語はその優等生の彼女が何があったかについて学園内で調べていく話しです。そこで一人で探すか、その子の友達の藍原瑞穂や夜に
彼女を見たという新城沙織と探したりしていくわけです。また何か不思議な感じを持つ月島瑠璃子がキーとなる言葉を使います。「電波とどいた?」
と…
そして、真夜中の学校で事件が起こっていくわけです。とにかく電波がポイント。敵となるのが生徒会長であり、その「毒電波」を使います。「毒電波」
とは電波を使い人の脳にジャックしおかしくしてしまう力です。その力により生徒役員とみだらな行動をとっていた生徒会長。ゆくゆくは人を支配できる力
になる危険な力なわけです。そして各キャラによっていろいろなことが起こります。例えば新城沙織ことさおりんと一緒に調べていると相手に抵抗できないわけですから
何とか逃げ切ればよかったり。まあ失敗するとジャックされ、さおりんが自ら命を絶ったりとかかなり悲惨な結末を迎えたりします。また瑠璃子編だと実はその力は
もともと瑠璃子ことるりるり(元祖るりるり。ひらがながポイント)の力で生徒会長は実はるりるりのお兄さんであってあまりの溺愛のあまり関係を持ち、力を得たのだと。
そして主人公もその力にあやかることになります。そして実は両親が死んでから周りの反応から引きこもる形になった妹を守るあまりその愛が形になった物であることやら、
結構かわいそうな境遇だったとかそんなことがわかります。
結構前編を通して暗い雰囲気を出し、最後の最後で少し明るい話があるくらい。でもまあ一応はピーエンドとかもありますから少しは救われるかもしれませんね。
やっぱりというか一回バッドエンドに行かないとトゥルーエンドいけないというのが何ともにくいですね。この作品からなのかわかりませんがおまけが作品とうってかわって
爆破しています。何というか開発スタッフまで参加しての大お遊び大会。何というかいろいろとパクリを含めすごいことになってます。ちなみに今まで使ったさおりんとかるいるり
とかはこのおまけの中で名付けられた物ですよ。
最近XP対策として雫もリニューアルがはかられました。なんと今回は声がはいっているとか…内容が同じで声がはいっていると結構生々しい感じになるんじゃないかなと
思っています。実際リニューアルはやっていないもので。でも本当に夏の暑い時期にはぴったりのオカルトノベル形式ゲームじゃないですかね?まあ痕がいける人はやってみると
良いと思いますよ。最近のLeafファンはなじめないかもしれませんが…ではまた次のお話しで。