魔術師オーフェン


 一時期テレビ放送までした、原作が小説のファンタジーです。(まあ、どう区分してよいものやら)
 出会いは天地無用!の小説がたまたま連載されていたドラゴンマガジンから。じつは本を読むことをあまりしないひとで本当にのめり込めるものでないとなかなか続いて読みません。ですから、はじめはオーフェンも読んでいませんでした。俺が見た初回がコケモモ様の話であったので微妙だったのもあるんですが…(コケモモとは神の名前だそうです。)しかし、友達におもしろいらしいと聞き、読んでみたのが最後、どっぷりはまってますね。まあ、ドラゴンマガジン掲載は無謀編だったわけでおもしろかったのもあるんですけどね。その後、はぐれ旅本編も読みさらにはまり今でも読んでいます。まあ、文章も最高だったんですが、絵も自分好みであったのもあったと思います。水彩調ですごくきれいではまりました。
 簡単な概要は本編のほうは同じ魔術を友に学び、本当の姉のように慕っていた人を追い掛け自分個人の問題だけでなく、大陸全土を巻き込むさわぎにしってか、しらずか、運命なのか宿命なのかわかりませんがかかわっていく本格的笑いありシリアスのお話です。(大げさすぎとつっこまれる?)まだ話は続いていますが、話はもうホントに架橋になってきています。キエサルヒマ大陸の秘密とか(彼らのいる大陸の名前)ドラゴン種族とは何をしているのか。(ドラゴンといっても皆さんの想像するドラゴンはいません。まあ、知ってる人は知っている。)それが、明かされようとしています。最初から読む価値はあると思いますよ。
 無謀編は本編より少し前、手がかりをみつけている途中のお話。こっちは本編の反動なのかかなりやっちゃってます。なんでもありのドタバタです。キース大先生にはまだまだかないませんね。毎回毎回トトカンタの変人さんたちが現れる、すばらしいお話しです。もう本当にやりたい放題。なんで終わってしまったのかわからないくらいです。
 最後に番外編として生徒だったころの話があります。ここでのティッシが一番大好きです。ここは本編の人間関係がよくわかります。最強の魔術師を取り囲む愉快な仲間たちのお話しです。毎回無謀編の文庫本の最後に掲載されています。ここではなぜか本編の最初の最初であっさりと死んだことが確認されているコミクロンというおさげの男の子がでてきます。何でおさげかは知りませんが、これだけで本編や無謀編のレギュラーなみの人気を誇っていました。
 まあ、各キャラも個性的です。小説としておもしろいと思うので読んでみてはいかがでしょうか?小説好きの人には少し物足りないかもしれませんが、それなりに言葉を使っているので読み応えはあると思いますよ。あまり読まない人でも無謀編は短篇でギャグなので普通に楽しいと思います。初めて尾ーふぇんを始める人はこちらがいいと思います。
   しかし、この作品にはいろいろしましたよ。CDは結局買っていませんが、牙の塔のペンダントまで買いましたからね。まあ、もっとすごいところでいえば、ファンブックに読者の投票で作った本があるんですが、それに掲載されています。それも一箇所ではなく何箇所も。結構恥ずかしかったりっもしますがここまでやったのはオーフェンが一番なきがします。
 まあメディアミックス作品なので皆様も名前くらいはよく知っているかもしれませんね。その感じで読んでみてはいかがでしょうか?では、また次の時に。

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